今年は異常気象のせいか、チェンマイはなかなか涼しくならない。
寒さを求めてバンコク人たちは、毎年タイ北部にこの時期旅行に来るのだが、きっと今年はこの暑さに辟易するだろう。
話は変わり、チェンマイにはタイで最高峰とされる、ドイインタノーンという美しい山がある。そこは一年中涼しく、11月から2月くらいまでは観光客、トレッキング客でにぎわう。
やはり主にタイ中部からの観光客が多く、皆、ここぞとばかりにセーター、毛糸の帽子、手袋などを着込んでにわか冬体験を楽しんでいる。
いつも思うのだがタイ人は防寒の仕方が下手だ。どんなに厚着をしていても足下は裸足にサンダルだ。それじゃ、いつまでたっても暖まらないよ!と心の中でいつも注意している。それに比べると日本人は冬が日常にある国なので、いかに防寒できるか、ということにとても研究熱心な気がする。冷えとり靴下などはきっとタイ人がみたらびっくりするに違いない。